一部のがん(子宮頸がんや小児がん)を除くと、がん細胞の発生から発病までにはかなりの時間がかかり、殆どの場合、生体防御機構の自然免疫によりがん細胞は除去されます。
しかし、ここが不安定になるとがん細胞の増殖を許してしまい、一般的には1cmくらいになった時に検診などで発見されます。
がん治療は早期発見を重視しますが、本当の意味でのがん予防は“がん化する細胞の発生を抑え”更に“がん細胞を見逃さず除去する”機能を正常化する事が一番重要です。
このがんの発生を防止する生体防御機構の自然免疫を不安定にする大きな要素が二つあります。
■ 現代の食生活環境
厚労省が警鐘を鳴らしている現代型栄養失調は、無視できない現実です。 加工食品や外食が多いと微量栄養素の不足となり、それに加え添加物の過剰摂取によって更に生体防御機構を徐々に不安定にしていきます。
また、理論上問題が無いと考えられる病院食でも、生体防御機構の低下が生じているケースの報告もありました。
■ ストレスの蓄積
ストレスは自然免疫を不安定にし、がんはもとより感染症を含む多くの疾患の原因となります。 ストレスは自分自身では気付きにくいので、定期的にリセットする必要があります。
ある医師の話では、がんの発生する部位によっては特有の精神的ストレス環境の傾向があり、3000人のがん患者からの聞き取り調査では、8割以上の確率で当てはまることが確認されています。
ストレスとは、精神的なものだけでなく、肉体的に負担を与えるものも含まれます。